第30回を記念する研究発表大会が22年7月30、31日の両日、拓殖大学(文京キャンパス)で開催された。
第1日は12件の研究発表に加えて、統一論題「経営倫理30年の歴史と展望」でのシンポジウムが開かれ、講演を引き受けていただいたジョンソン&ジョンソン・ジャパン、花王両社の実務責任者と本学会の前会長梅津光弘教授、高巌教授がCSRやサステナビリティ論の歴史や現状、今後の展望など幅広く論じた。また、第2日は17件の研究報告があった。
コロナ感染の拡大から見送られてきた対面形式の大会運営が復活し、会場とオンライン双方で質問や意見が寄せられた。これにより活発な意見交換、研究交流の場を提供することができた。
参加者は第1日が118名(対面76名、オンライン42名)、第2日は117名(対面40名、オンライン77名)。
これまで慣例だった全体での懇親会は見送られ、短時間の名刺交換会の後、参加者は近隣の飲食店などに場所を移して懇親を深めていた。