目 次
『日本経営倫理学会誌』第29号の発刊によせて
潜道 文子
統一論題シンポジウム「ニューノーマル時代における経営倫理」開催概要
文 載皓
<論 文>
1.「経営理念」という言葉の原義に関する一考察
―「理念」という言葉の誕生・普及から、「経営理念」の始まりまで ―
野林 晴彦
2.中間管理者の倫理的志向性と仕事の意味深さ ― 混合研究法によるアプローチ ―
本橋 潤子
3.中小製造業における定住外国人への高度熟練技能継承の可能性に関する一考察
― 浜松市の日系ブラジル人労働者を中心に ―
早川 和幸
4.SDGsビジネス展開におけるキードライバーに関する考察
石田 満恵
5.日本企業のCSV活動の効果測定手法に関する一提案
― 共創パターンによる類型化と、活動の直接・間接効果 ―
高田 真也・大野 髙裕
6.日本における女性社外取締役が企業経営に与える影響に関する研究
― 日本の上場企業のステイクホルダーを中心に ―
福田 智美
7.非倫理的行動の類型化 ― 職務怠慢と職務不正の先行条件 ―
山口久瑠実
8.国連によるSDGsの策定がCSR活動に及ぼす影響:2014年と2019年の報告書におけるトップ声明の比較分析
田中 敬幸・横田 理宇
9.日本企業に求められる共有価値創造の経営戦略 ― 製薬企業の事例研究 ―
村瀬 次彦
10.信用金庫職員のSDGs浸透度に関する属性別分析 ― 浜松磐田信用金庫の事例研究 ―
石井 彬史・姜 理恵・林 順一
11.報酬と罰金が非倫理的行動に及ぼす影響 ― アナグラムを用いた実証研究 ―
松井 亮太・長瀬 勝彦
12.わが国大手製造業に勤務する技術系転職経験者の組織に関する意識調査:
職種内及び職種間比較に基づいた一考察
絹村 信俊
13.経営理念が人権問題や環境問題への取組みに与える影響についての一考察 ― 日本企業を対象とした分析 ―
林 順一
14.ステークホルダー・マネジメントの「企業と社会」における課題の考察
― ステークホルダー資本主義を背景として ―
中村 貴治
15.不正な行動選択と行動倫理学 ― 不正を読み解く学際融合領域生成の系譜 ―
水村 典弘
16.内部通報制度にかかわる我が国の立法変遷と報奨金制度について:通報の奨励と通報者保護の観点から
丁子 基彦・澤田 雄介
17.組織の徳倫理学 ― 組織不祥事を評価する枠組みの提案 ―
杉本 俊介
<研究ノート>
1.米国の取締役専門性開示改革を踏まえたわが国の地域銀行の取締役専門性に関する一考察
長谷川浩司
<論 説>
1.ニューノーマルがもたらす中小企業の生産性への影響
中嶋 康雄
研究発表大会および学会誌の企画運営と論文審査に関する規程
2021年度研究交流例会報告
第13回(サステナビリティ経営研究発刊記念)経営倫理シンポジウム開催概要
国際シンポジウム概要報告
編集後記