梅津光弘
学会誌第23号発刊に当たって
統一論題シンポジウム
アジアの経営倫理―文化の多様性と経営倫理の普遍化可能性―
高橋浩夫
１．シンポジウムのまとめ
劉慶紅
２．経済体制改革と経営倫理の進展―中国における和諧（調和）社会に向けて―
ビシュワル・ラズ・カンデル
３．インドの家族経営とコーポレート・ガバナンス
木村友里
４．タイ企業の社会貢献活動と伝統的価値観
論文
中川圭輔
１．柳韓洋行創業者・柳一韓の経営倫理に関する一考察
小山巌也
２．日本企業の海外子会社におけるコンプライアンス活動―シンガポールの事例から―
山田雅穂・平野琢・萩野博司・古谷由紀子・蟻生俊夫
３．CSRとコーポレート・ガバナンスの関連性の検証と今後の方向性―ISO26000とコーポレート・ガバナンスの比較から―
井上昌美
４．CSRコミュニケーションの改善方法に関する研究
高岡伸行
５．CSVのリコンストラクション：社会的責任ビジネスとしてのCSVのメカニズム
青木崇
６．統合報告書における企業の社会的責任活動の開示方法に関する一考察
谷口勇仁
７．報告活動の促進要因の試論的検討
木村典弘
８．共通価値創造（CSV）の戦略～長期的な視野に立つSV戦略の倫理的課題～
中野千秋・山田敏之
９．日本企業における倫理確立に向けての取り組みと管理者の倫理観～1994,2004,2014年の調査結果の比較をふまえて～
出見世信之
１０．国連グローバル・コンパクトの可能性―普遍的価値と経営理念の視点から―
片方恵子・高野研一
１１．企業危機に対するネガティヴ感情のモデル化の検討―一対比較法を用いて―
金紋延
１２．Balanced Scorecard観点に基づいた障害者雇用企業の経営成果評価指標の開発
研究ノート
藤原達也
１．イスラームの倫理によるハラール食品事業の再考―味の素とキャドバリー不買運動事件の比較を通じて―
倉持一
２．中国の企業ガバナンスの問題点と今後の課題に関する一考察～「党企関係」に着目して～
林順一
３．英国におけるCSRの展開
桑山三恵子
４．日本の大学・大学院の経営倫理教育の予備的検討