目次
『日本経営倫理学会誌』第31号の発刊によせて
潜道 文子
統一論題シンポジウム 伝統文化・思想と経営倫理
1.統一論題シンポジウム「伝統文化・思想と経営倫理」開催概要
村山 元理
論 文
1.放送倫理・番組向上機構における「委員会決定」のテキストマイニング分析
― 放送倫理検証委員会での審議・審理した結果の公開データを例に ―
那須惠太郎
2.鉄道事業者における安全文化の醸成に関する一考察
― 官僚制組織の従業員の自発性を活性化させるリーダーシップ ―
小野 梓
3.NGOと機関投資家による会社の生物多様性対応に与える影響に関する考察
林 順一
4.日本における認知的ダイバーシティ推進に関する一考察
―女性社外取締役の視点から―
福田 智美
5.サステナビリティ経営と役員報酬制度
石田 満恵
6.都市計画における二つの倫理原則
─ 連帯と出逢い ─
杉本 俊介
7.多様なステークホルダーに対する社会的事業継続のためのマネジメント
― 安全装置による多様な利害の許容と誘導 ―
石黒 督朗
8.近年の医薬品企業の不祥事に対する行政処分の妥当性と均一性に関する考察
広崎 心
9.日本における有害化学物質管理と企業価値に関する実証分析
後藤 嘉孝
10.持続的なCSR活動とクロスセクター・コラボレーションが生む社会的パフォーマンス
― 厳しい経済環境下でのNPO連携に関する実証研究 ―
岡本 育実・大江 秋津
11.リモートワークの進展と企業倫理の確立
― 組織の倫理風土、倫理的リーダーシップの役割 ―
山田 敏之・福永 晶彦・中野 千秋
12.持続可能な開発目標の策定が企業の社会的責任に与える影響
― 経営者の認知による調整効果 ―
横田 理宇・田中 敬幸
13.現場で働く社員は何を思って不正に走るのか
― 背に腹は代えられぬ事情の臨床的アプローチ ―
水村 典弘
14.消費者市民行動に関する一考察
― 消費者の知覚価値とCSR認知に焦点をあてて ―
杜 雨軒・沈 秋蓮・李 方堃
研究ノート
1.持続可能性概念から企業に求められるサステナビリティ経営の本質とメカニズム
長谷川浩司
2.医療安全文化の構築における心理的安全性の確保と倫理的課題事項への対応
持松 志帆
3.信楽高原鐵道における事故の記憶の伝承
杉原 成幸
4.CSR研究の二つの見解とサステナビリティ情報開示
津久井稲緒
5.Human Rights-Based CSR as the Driver for Disability Inclusion in Business:
Based on the Employment of Persons with Disabilities and Diversity and Inclusio(D&I)
in Japanese Corporations
Miho Yamada
6.ソーシャル・ビジネスにおけるパーパス形成に関する一考察
― 北海道光生舎の「企業授産」を事例に ―
佐藤 俊恵
7.管理会計からの不正抑止へのアプローチ:
ガバナンス、内部統制の共通要素としての内部通報制度に着目して
丁子 基彦
論 説
1.和に重点をおいたロングラン経営の実践と効果
山崎 純一
2.新聞社におけるガバナンスの現状と問題点
―「 日刊新聞法」の観点から ―
荻野 博司
3.なぜ現れないコーポレートガバナンス改革の成果
中嶋 康雄
研究発表大会および学会誌の企画運営と論文審査に関する規程
編集後記